〝ゴール〟を明確にイメージしておく
「ああなりたい」「こうありたい」という目標や成果を明確にしておくことはとても大切です。
明確というのは、言葉として発するだけではなく、感覚としてもイメージできる状態をいいます。
「痩せたい」というだけでなく、「春までに5キロ痩せてスリムになった私は、花柄のワンピースを着て素敵な男性とお花見デートを楽しむ」様子を五感すべてを使ってイメージするのです。
目標(ゴール)を設定するときに満たすべき条件
目標や成果を設定する際にポイントとなることがいくつかあります。
このポイントをクリアーした目標設定をすることが大切です。
●肯定的な表現であること
目標や成果は必ず肯定的な表現を使います。
「~をしないようにしたい」のように否定的な表現を使うのはNGです。
また、同じように感じるかもしれませんが、「疲れをとりたい」と「元気になりたい」では効果が違ってきます。
この場合は、後者を選択するようにします。
●ゴールを望んでいる人がコントロールしていること
目標や成果を成し遂げる主語は、「私が」である必要があります。
いつもイライラしている上司が、もっとおだやかになって欲しいなど、主語が自分以外の人やことがらでないようにします。
●望ましいゴールの状態が五感を使って明確に定められること(イメージ)
成果が手に入った状態を思い浮かべて、五感を総動員してイメージしてみます。
その場の情景(視覚)や聞こえる音(聴覚)、身体で感じていること(身体感覚)をイメージの中で体験します。
外部の環境(エコロジー)に適応するように設定されていること
その目標を目指すことは、家族や同僚、友人といった周りにいる人にも配慮されている内容であるかを確認します。
人以外の環境条件についても同様です。
また、目標が達成されたときの周りとの関わりについても、考えておきましょう。
自分自身の中に違和感がないことも必要です。
●現在の状態にあるポジティブな要素は維持されること(二次的利得)
すべての行動には「肯定的な意図」があるということは前にも述べましたが、現在の状態にも何かしらいいところがあります。
「禁煙したい」という目標を掲げる前に、タバコを吸うことの利点を考え、それを維持するようにします。
仮に、「タバコを吸うことでリラックスできる」のであれば、禁煙後にもリラックスできる手段を用意しておくことが大切です。
そしてゴールとは、「肯定的に表現されている」「本人が創り、維持されている」「すべてのラポールシステムが維持されている」「感覚経験をベースにしたテストができる」状態が最善であり、これをNLPでは「よくまとめられたゴール」と呼んでいます。