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最終兵器俺達・おすすめ動画まとめ(実写編)

少しこのブログの趣旨とは離れるが、僕が大好きな実況者である最終兵器俺達のおすすめ動画を紹介していきたい。

最終兵器俺達は僕が精神的に不安的だった時に支えてくれたグループでもあって、人生の中で特別な地位を占めているグループだ。

それでは、紹介していこう。

 

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  • 抜き打ち!最俺メンバーの机とパソコンの中身チェック!
  • 最俺のリーダーを決めることにしました
  • キヨ、本気でこーすけに説教する
  • 一番オシャレなのは誰だ!? 最俺コーディネート対決!!

 

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データから見る、みんなつらい研究室

今更だが、Natureに投稿された、以下の論文を読んだ。

 

 

 

注目すべきポイントは、以下の通りである。

・回答者の4分の1以上が関心事にメンタルヘルスを挙げていて、そのうちの45%(全回答者の12%)が、博士課程で研究に取り組むうちに感じるようになった不安や抑うつについて助けを求めたことがある

・ほとんどの回答者が自分の指導教員に満足していると答えているが、4分の1近くが「指導教員を代えられるなら代えたい」と回答した

・回答者の12%が「博士課程研究に伴う不安や抑うつについて助けを求めたことがある」

・博士課程学生がうつ病などの一般的な精神障害を発症するリスクは、一般集団の高学歴の人々に比べて約2.5倍も高い

・納得のいく職業に就くために、博士課程が「良い」または「非常に良い」準備になっていると回答したのはわずか31%だった

 

これらのことを読めば分かるように、みんな多かれ少なかれ研究室が辛いのだ。

研究室は挫折に溢れている。

上司からの理不尽な欲求に答えなければならないし、先輩からの陰口に耐えなければならないし、うまく振る舞う同期に嫉妬することもあれば、そりの合わない後輩に嫌悪感を抱いたりする。

その中で、夢を見続けることに、かなりの割合の人は疲れてしまうのだ。

多くの大学院生は、夢を見ていない気がする。

こういった生活の中で、挫折を味わい、夢物語を否定するような生き方になってしまうのだろう。

これは本当に良いことなのか?と思う。

夢を持っていない研究者がする研究なんてたかが知れている。

ノーベル賞受賞者の言うことは、「自分が夢をみるような研究」をすることが大事だ、という点で一貫している。

今後、アカデミアの労働環境がもっと良くなることを信じよう。


ただ、成功よりも、挫折を中心に捉え、挫折にどう価値を見出していくか、も重要だ。

これから大学院生になる人は、この考え方を身につけていくと共に、アカデミアの有り方を常に考えていってほしい。

野崎まどおすすめ小説4選

飛ぶ鳥を落とす勢いの作家である、野崎まどさんのおすすめの本を紹介していきます。

 

 

know 

know (ハヤカワ文庫JA)

know (ハヤカワ文庫JA)

 

「知る」ことをテーマにしたSF作品です。

テーマにとても深く切り込んだ作品で、考えさせられます。

また、どの作品にも言えることですが、ストーリーが非常に良いです。

良すぎて逆に少し冗長な部分が無かったら良かったのに・・・と思わせるくらいには良いです。

ただ、主人公の性格が積極的になるべきところで消極的で、どうでも良いところで積極的なのが少し鼻につきます。

[映]アムリタ

[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)

[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)

 

野崎まどの処女作です。

「芸大の映研を舞台に描かれる、異色の青春ミステリ」との触れ込みですが、ミステリーよりはややファンタジーやホラーの方が近い気がします。

「文体に引き込まれる」という表現がぴったりくる作品です。

ストーリーもとてもよく、何回読み返しても伏線の上手さに驚かされます。

2

2 (メディアワークス文庫)

2 (メディアワークス文庫)

 

「[映]アムリタ」、「舞面真面とお面の女」「死なない生徒殺人事件」「小説家の作り方」、「パーフェクトフレンド」から続く、野崎まどの「天才」シリーズの最終作です。

このシリーズでは「天才」について様々な考察がなされるのですが、そこに終止符を売ってくれる作品でもあります。

「自分が天才でないと天才は書けない」と言われますが、野崎まどが天才であることがよく分かる作品です。

舞面真面とお面の女

舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)

舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)

 

かなり初期(野崎まど2作目)の文体ですが、この記事を書いている筆者はこの頃の文体が一番好きです。

軽いノリの文体で書かれていて、テンポが非常に良いです。

また、野崎まど作品の中で一番文章が面白い作品でもあると思います。

軽いノリで書かれてはいますが、扱っているテーマはそれなりに重いもので、深く考えさせられます。

 

ーーーーー

 

さて、以上が野崎まど作品のおすすめ4選でした。

これからもどんどん面白くなっていく野崎まどワールドを、今のうちに楽しんでおきましょう! 

 

AIの発達による無くなる仕事年表

鈴木貴博著「仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること」

で、予測されていることを年表にまとめてみました。

 

 

 

2025年

タクシードライバーや長距離トラックのドライバーの仕事が消滅

デイトレーダーの仕事が消滅

 

2030年

パラリーガル(弁護士助手)、銀行の融資担当者、裁判官

 

2035年

研究者、クリエイター、医者、管理職、肉体労働の一部

 

2045年から2050年

仕事の90%が失われる

 

ーーーーーー

以上です。

予想以上に社会混乱を招きそうな感じですね。

上の本には著者の鈴木貴博さんの対策法が書かれているので、良かったら読んで見てください。

おすすめです。

うつ病の人が転職または逃げるべき最も大きな理由

よく、うつ病になったら転職や、逃げるのが良いと言われている。

 

これは本当に正しい。

今僕は一時研究室を休んでこの記事を書いているが、思うのは、研究室生活から離れたら割合気楽に過ごせるということだ。

そろそろ実家に帰って、まだ少しゆっくりするつもりだが。
環境が変われば気持ちは凄く変わるということに驚いた(逆に、環境が変わらなければまた元に戻ってしまうのが怖いが)。


環境が変われば、考えることも変わるものです。

故に、転職や、逃げるのが良い。

心理学から見た人の批判をするべきでない理由

基本的に、僕は人を決して叱らず、批判しせずに、褒めるのが良いと思っています。

 

以下の記事から、なぜ人を叱らず、批判せずに、良いところだけを褒め合うのが良いのか展開してみたいと思います。

 

基本的に、人は遺伝と非共有環境(=所属集団の環境)から性格が決定されます。

この時、多くの要素は遺伝:非共有環境=1:1の割合で決定されます。

f:id:zenkutai:20180720223143p:plain

 

 

遺伝はどうしようもないというのは、分かっていただけると思います。

では、非共有環境はどうなのかというと、これは友達どうしで自分で考えて他の人にはない能力を伸ばしたり、または他人が持っているのに自分が持っていない能力を伸ばしたりするわけです。

ここで重要なのは、自分で考えて自分の才能を伸ばしていくというところです。

学生時代を思い出してください。

必ず、集団のなかで自分の役割を探し出して、成長してきたはずです。

このように、人は自分で自分の才能を伸ばす力を持っています。

このため、人を叱ったりするのはかなり筋の違った行為だと僕は思っています。

 

最近、小学校にエアコンを設置するべきだと議論がさかんにされていますが、僕はもちろん設置するべきだという意見に賛成です。

苦労は人を育てず、人を誤った方向に導いてしまうと僕は確信しています。

日本現代SF小説年表

個人的に、読んだことのある日本現代SF小説を出版年別にまとめています。

出版年別にまとめることに何か意味がある訳ではないですが、後々意味が出てくるかもしれません。

 

2004年

象られた力(飛 浩隆)

象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA)

象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA)

 

 

 

2010年

マルドゥック・スクランブル

マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

 

スワロウテイル人工少女販売処

スワロウテイル人工少女販売処 (ハヤカワ文庫JA)

スワロウテイル人工少女販売処 (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

2011年

新世界より

新世界より(上) (講談社文庫)

新世界より(上) (講談社文庫)

 

 

2012年

南極点のピアピア動画(野尻 抱介)

南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)

南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)

 

 

2013年

know

know (ハヤカワ文庫JA)

know (ハヤカワ文庫JA)

 

リライト

リライト

リライト

 

 

 

2014年

オービタル・クラウド藤井太洋

 My Humanity(長谷 敏司)

My Humanity (ハヤカワ文庫JA)

My Humanity (ハヤカワ文庫JA)

 

 

2015年

月世界小説 

月世界小説 (ハヤカワ文庫JA)

月世界小説 (ハヤカワ文庫JA)