文章解析ツール・実際に使ってみた結果
文章がどれくらい上手くかけているのか?を判断するためのツールとして、以下の2つのツールが主に使われています。
文体診断ロゴーン
文体診断ロゴーンでは、
文章の読みやすさ・文章の硬さ・文章の表現力・文章の個性の4項目をA・B・C・Dの4段階で評価してくれます。
また、入力された文章の文体をこれまで世に作家として活動してきた方の中の誰に一番似ているかも教えてくれます。
総文字数から原稿用紙換算、地の文・台詞の比率、平均文長、平均句読点間隔、さらには形容詞、副詞、名詞、動詞など、かなり突っ込んだ部分まで評価してくれるサイトさんです。
その上で全体的な文体や読みやすさなどの評価を文章で教えてくれる非常に優秀なツールです。
早速、自分の書いた小説で試してみました。
自分の小説は以下のリンクから見れます。
https://ncode.syosetu.com/n2572ex/
『人間嫌いが男女逆転世界で女の子を拾ったようです』
文体診断ロゴーンの結果について見ていきましょう。
ロゴーンでは、64人の著者と自分の文章を比較して、もっとも近い文章を書く人を紹介してくれます。
太宰治の文章とかなり一致しているらしいです。
文章の読みやすさは、平均文長と平均句読点間隔を用いて評価しました。一文が短いほど評価が高くなっています。
また、文章の硬さは、ひらがな出現率をもとに評価しました。平均に近いほど評価が高くなっています。
文章の表現力は、異なり形態素比率により評価しました。比率が高いほど評価が高くなっています。
文章の個性は、ss[a,i]=50としたときのCIを基準に評価しました。CIが低い、つまり平均から離れているほど個性的であると評価しています。
評価は、AからEまでの5段階評価、評価分布は各20%ずつとなっています。
とのことです。文章の表現力がかなりないことが分かりますね。
これは、同じ言葉を繰り返し使っている所為です。
・文が短く、
・句読点が多く、
・特殊な言葉が多く、
・名詞、助詞が少ないこと
が分かりますね。
続いて、小説形態素解析CGI(β)について見ていきましょう。
こちらでは、文章中にある形容詞・名詞・動詞などの割合、また地の文とセリフの割合などが分かります。
地の分とセリフの比率、これでもセリフが多いと思っていたいんですが、どうやらこのツール的には少ないようです。
以上です。
好きな作家さんの文章を解析してみるのも面白いので、ぜひやってみてください。